結露とは?窓に水滴がつく理由と対処方法

急激に肌寒くなってくる冬は一年の中で、最も結露が起きている季節です。
気がつくと窓に大量の水滴がついているのを目にすることも少なくありません。

「でもそれだけでしょ?」
と思われるかもしれませんが、実は結露というのは危険がいっぱいなんです!

ここでは結露の原因とその解決方法を紹介していきます。

 

結露の原因って何?
結論から言いますと、結露の原因は温度差によるものです。

空気中には水蒸気が含まれています。また空気が含むことのできる水蒸気の量は温度によって変わってきます。またこの空気が含むことのできる水蒸気の量の限界を「飽和水蒸気量」といいます。

上の図を見てもらうと、気温25℃では1㎥あたり23.1gの水分まで空気中に含むことができるのに対し、気温5℃では6.81gの水分まで空気に含むことができます。では残った水分16.29gがどこに行くのかというと、結露して水滴になります。

 

結露のトラブル

結露によって引き起こされるトラブルは主に以下の3つです。

カビ

結露の放置によって引き起こされるトラブルで最も多いのがカビです。カビは湿度さえあればどこでも繁殖します。もしかしたら窓の水滴がたまった窓周辺の壁などには黒いカビが発生しているかもしてません。
カビが繁殖する際に発生する胞子は、鼻炎や喘息といったアレルギーを起こすだけでなくカビ毒といった中毒や肺炎を引き起こし、最悪死に至ってしまう場合もあります。

ダニ

一般家庭に存在するダニにはヒョウヒダニ、ツメダニ、コナダニなどおり、また家の外から入り込むダニとしてイエダニ、マダニ、ヒゼンダニなどがあります。ダニは塵、動物のフケ、食べ物のくず、カビを餌にして、高温多湿であれば家の至る場所で繁殖します。

 

ダニもカビと同じく死骸や糞を発生させると、アレルギーを発生させてしまう要因にもつながります。またハウスダストによるアレルギー発症の原因の約7割がダニによるものだといわれています。

腐食

結露が発生すると壁の中、土台、柱、木材に水分がたまっていきます。すると木材を腐らせる木材腐朽菌やシロアリも発生してしまいます。

そうなってしまうと家を傷めてしまい、地震が起きると倒壊してしまう可能性が高まってしまいます。

 

簡単な結露の対処方法

結露の対処方法は意外と簡単です。以下のことを実践してみてください。

 

こまめに換気
結露は温度差によって出た余分な水蒸気が漏れ出すことによって発生するので、
こまめに換気をして水蒸気を外に排出しましょう。

 

除湿して水蒸気を排除!

換気だけじゃ不安だという方は除湿機を使ってみるのもいいでしょう。

ずっとつけていたら電気代がかかってしまうと思われるならば、暖房のスイッチを切って部屋の温度が下がるときに使ってみても十分効果的です。

最近だと性能が高く、効率よく除湿できる除湿機も増えてきたと思うので、これを機に探してみるのもいいかもしれません。

 

冷たい空気を滞らせない
空気が冷やされることによって、結露が起きてしまうなら冷やされる前に空気を交換してしまえばいいのではないかと考えられます。

冬場に扇風機を使うのは違和感があるかもしれませんが、家全体を温めるという役割を含めても効果的に使えます。

 

まとめ
結露は表面上ではただ水滴がたまっているだけにしか見えません。

だからこそ軽視されがちですが、結露はお家にも、健康にも悪影響しかありません。

今回紹介した方法で安心で快適な暮らしの手助けになれたらと思います。